■細くて柔らかい毛の悩み
細くて柔らかな毛…女性にとっては、憧れの毛質なのでは?と思いますが、逆に悩んでいる方が多いのです。
細くて柔らかい毛は、触っているだけで気持ちよく、女性らしく、
憧れる髪質ですよね。
子どもの時から、”猫っ毛”と呼ばれる柔らかい毛質の方がいらっしゃいます。
「体質だから仕方ない」と、割り切っている方も、年を重ねるとそうも言っていられなくなります。
体質だった細い毛が、30代後半になると今度は年齢が関係して更に細くなってしまうのです。
柔らかい毛に関して言えば、年齢と共にクセが出てきたり髪質が変化しますから、
ふぁーっと広がりやすくなります。
剛毛で量の多い方も、30代後半には細く薄くなっていきます。
ボリュームもますます無くなりますし、スタイリングにも困りますよね。
食い止める方法ってあるのでしょうか?
■毛が柔らかいのは何故?細いのは?
くせ毛と細い毛の原因はなんでしょうか?調べてみました。
柔らかいクセ毛は、ほとんどの場合、遺伝によるもの。
でも、小さい時にくせ毛だったのが、大人になったら髪質が変わった…なんて話も良く聞きます。
細くなる原因にはいくつかあって、年齢によるホルモン分泌の変化が原因のものや、
髪の毛を酷使してきたことによるものがあります。
若い時から、カラーやパーマを繰り返していたり、強い紫外線を浴びたりしていると、
年齢が若くても痛んで細くなってしまいます。
では、ホルモンの分泌量の変化が原因で細くなるのはどうでしょうか。
止めることができないのでは?と思いますよね。
完全に止めることはできませんが、症状が悪化するスピードを遅くすることはできます!
細くなって抜け毛がひどい場合には、ホルモン補充する方もいらっしゃいますが、
次で自宅でできるケアをご紹介しますね。
■毛にコシを持たせるために…
細いのは、栄養補給で!柔らかいのは、美容院でケアを。
髪の毛が細くなってしまうのは、どう食い止めたらいいのでしょうか。
逃げることはできないのでしょうか?
いえいえ、どんな髪の毛の悩みも、症状を止めることはできるんです!
ちょっと安心しましたね。
家でできることは、頭皮の血流を良くする事と育毛シャンプーなど、外から補うやり方です。
育毛シャンプーしながら、頭皮マッサージが有効。
そして、髪の毛に届くように体の中から栄養を!
髪の毛にハリとコシを持たせるためには、タンパク質が重要です。
タンパク質を多く含んだ食品を積極的に摂取してください。
肉や魚、大豆などのタンパク質、そして、その吸収をよくするためのビタミンB群も忘れずに…。
(玄米・ナッツ類・卵など)
これだけではなく、栄養バランスの良い食事を心がけてください。
プラス、睡眠も大事です!
柔らかい毛は、美容院で相談することをおススメします。
縮毛矯正する方もいらっしゃいますが、毛を傷める原因になりますから、
避けたほうが無難でしょう。
■優しくいたわる日々のケア
摩擦や静電気に気をつけて生活してみよう
30代後半の私は、洗髪している時、濡れている髪の毛を無理矢理ブラシでとかしていました。
若い時は、そう気にもしていませんでした。
でも、この行為、絶対にしてはいけないことだったんです。
髪の毛は、濡れている時に1番ダメージを受けやすいのだとか。
もちろん、たくさん髪の毛が抜けていましたよ。
知らないって怖いですね…
そして、極めつけに髪の毛は自然乾燥…余分な水分を拭き取ったら放置…
これも、髪の毛にとってはとてつもなく悪いことだったんです。
濡れている時に1番ダメージを受けやすいという理由は、キューティクルに関係しています。
髪の毛のうるおいを閉じ込めておくうろこ状のキューティクルは、濡れた時に開くのです!
そして、乾燥している時には閉じている…。
ですから、濡れている状態の時にぶらしを無理矢理かけることは、
キューティクルを剥がしてしまう行為。
洗髪後の自然乾燥も同じく、濡れた状態を長時間放置しているとキューティクルが開きっぱなしで、
栄養分が外へと逃がすことに…。
細くて柔らかい毛だと、与えるダメージも多いことでしょう。
洗髪後に、自然乾燥している方、自然乾燥が良いと思っている方は、
必ずドライヤーで、8割でもいいので乾かすことがベストです。
早く潤いが戻って、次の日の髪がしっとりとしますよ。
さらに、細くて柔らかい毛の人は、冬の静電気に気をつけていただきたい。
潤いがないと乾燥して、静電気が起きやすくなります。
摩擦が起きないよう、ダメージを与えないよう、寝る時にも髪の毛を保護して就寝してください。
”ナイトキャップ”と聞いても、海外の子どもが寝る時に三角帽子を被っている姿を思い出すだけですよね。
ネットで検索してみてください!
今、大人用のシルク製ナイトキャップが売っていて、被って寝ると、
朝髪の毛がツヤツヤになるんだとか。
寝ている時の寝返りで、知らないうちに枕と毛が摩擦を起こしているのを、
防いでくれます。
私も今、ナイトキャップを購入予定です。
髪の毛も、自分のからだ同様、いたわらないといけない年齢なのだな…と感じますね。
いつまでも綺麗で満足のいく髪の毛のために、もう少し手間をかけてあげたいものですね。